ワゴジャパンは、「ワゴI/Oシステム」を活用した「EnOceanスターターキット」を11月初旬から発売する。
「EnOcean」は、スイッチを操作した際のエネルギーで自己発電して無線電波信号を発生し、動作用の電池や外部電源が不要な新しいデバイス。省エネ効果はもとより、配線が不要となるため工事費が大幅に削減できる技術として注目されている。
「EnOceanスターターキット」は、EnOceanスイッチからの電波信号をアンテナで受信し、RS485経由でモジュールに取り込み、デジタル信号として出力できるように、周辺機器が一式入っている。
また、コントローラはEthernetに直結でき、LANを通じてデジタル信号を利用できる。キットにはサンプルプログラムも同梱されており、セットアップ後すぐに使用できる。セットアップとプログラミングはWindowsパソコンが必要。
「ワゴI/Oシステム」は、モジュール式のI/Oを自由に組み合わせることができ、別途モジュールを追加することで機能を拡張できる。
(http://www.wago.co.jp)