相原電機(大阪市平野区瓜破4―2―32、TEL06―6707―3456、城岡充男社長)は、入力力率の改善と高調波低減に効果のある「汎用インバータ用直流リアクトル」=写真=を開発・販売を開始した。
リアクトルは、入力力率を改善するとともに、高調波電流を阻止しコンデンサの焼損を防止する。さらに直流電源に直列に接続して電流の脈動を平滑化したり、直流電流を断続的に供給し電圧を上昇させる機能がある。
同社が開発した汎用インバータ用直流リアクトルは、特に入力力率の改善と高調波低減に効果が大きい。
機種は200V級と400V級各9機種。モータ容量は0・75kw~18・5kw。耐熱クラスはB種。
同社は昨年末から、インバータ用交流リアクトルをすでに販売しており、実績と評価を得ている。今後、交流タイプ・直流タイプをシリーズ化させる方針である。