「秋葉原商社による商社のための商社の展示会」が11月14日、全国家電会館(東京・湯島)で開かれる。
この展示会は、秋葉原の商社が商品知識や技術動向を学び共に成長することを目的に、アール電子(東京都千代田区外神田2―8―9、TEL03―3253―7600、松本年生社長)が商社21社の出展協力を得て開催するユニークなプライベートショー。
メーカー73社が、最新製品や主力製品を披露する。
秋葉原は、半導体、電子部品、機構部品、制御機器、電材、通信、ケーブル、コネクタなどを取り扱う商社が集結する世界でも珍しい地域。
電気機器や機械装置に使われる部品や機器がそろっており、商社同士が融通し合うことで、ユーザーの満足度を高められる特有の地域性を備えている。
ただ、IT技術が普及する中で、秋葉原の地域性を発揮するには、高度化・多様化する取り扱い商品のほか関連商品を含めた幅広い知識を身に付ける必要が出ている。
こうした背景により、共同の勉強の場づくりへ今回の展示会では、東京・秋葉原の主に電子・電気・電材・電線関連商社が出展に協力、各社の仕入れ先メーカーの製品を一堂に集めた。出展製品は、コネクタ、電源・トランス・電線、端子台・スイッチ、ケーブルアクセサリー・EMC対策部品、機構部品・計測機器その他。
主催者は「秋葉原の多くの商社の方々に来場していただき、営業活動に役立ててほしい」と期待している。
なお、出展協力商社は次の通り。
あすか電子サービス、飯田通商、角田無線電機、共立電業、金大電子産業、クラウン無線、サン電子、芝山電子、城陽電子機器、新電機材、セミコンキャリ、第一科学、大和無線電機、高木電線、中央無線電機、東京トロン、富久無線電機、日朋電子、フジデン、ミカサ、ミヨシ電子。