岡本無線電機は、ニーズという情報の流れと、デリバリーというモノの流れをより密接にするための総合的なサービス体制を確立している。オンラインによる情報管理と、全国規模で展開する物流ネットワークにより、エレクトロニクスのフレキシブルな交差点「E・ジャンクション」をコンセプトに事業展開を行っている。
今期は専門商社として、顧客に一つでもプラスになるような活動が行えるよう「プラス1」をキーワードに積極的に事業活動に取り組んでいる。具体的な活動では、4月に販売促進本部傘下に「マニュファクチャリングシステム部」を設立し、設備機器・システムの拡販に注力している。
10月には、同本部傘下に「アプリケーション部」を新設した。通信(有線・無線両面)及びネットワークに関連したアプリケーション提案を推進し、光通信やクラウド、遠隔制御などを含むM2Mなどの通信分野でワンストップサービスを提供している。すでに大阪と東京に担当者が駐在し事業を開始。当面は通信・ネットワーク関連が中心となるが、今後は顧客のニーズを先取りするアプリケーション提案に必要な商材を適宜、追加・拡大する方針である。
海外拠点に関しては、ベトナムに進出している日系企業への幅広いニーズに対応し迅速なサービスが提供できるよう、2月にベトナム・ホーチミン市に現地法人を開設した。同地域へはこれまで日本及びほかの海外拠点が担当していたが、現地法人を開設することで、より的確で迅速なサービス提供を可能にしている。
(http://www.okamotonet.co.jp)