サンワテクノスは、1949年創業と今年で63年目を迎えた東証1部上場のエレクトロニクスとメカトロニクスの技術商社。現在、「電子」「電機」「機械」の3部門で営業を展開し、あらゆる産業をサポートする製品とソリューションを提供している。
営業拠点は国内に23カ所、海外に18カ所あり、特に中国は香港、台湾を含め12カ所を設けている。
同社では10年から、営業3部門を横断した組織として「環境・エネルギー推進プロジェクト」を発足させ、“創エネ・蓄エネ・省エネ"の提案活動を展開している。
太陽光や風力などの再生可能エネルギーで使用されるパワーコンディショナをはじめ、ソーラーパネル、接続箱、蓄電池、表示システム、電力計測モニタ、インバータ、モータ、LED照明、避雷器、発電機などの関連機器をワンストップで提供できる。顧客の求めるシステムを、SIなどとも連携しながら最適な組み合わせ提案を行うことができるのも大きな強みとなっている。
一方、海外では日系メーカーに加え、中国のローカルメーカーとの取引も増えている。ローカルメーカー品を現地購買しての販売や品質やコストに優れたものは、すでに日本市場でも販売実績が増加している。
同社では国内での新規事業創出として、有機ELやロボットシステム、医療・介護、社会インフラ分野などをターゲットとして取り組んでいるが、これに加えて、メンテナンスサービスやエンジニアリング、物流といった、ものづくり以外の市場開拓を進めることで、商社として新たな役割を目指している。(http://www.sunwa.co.Jp)