立花エレテックは、200余名の技術者を擁する技術商社。機器販売にとどまらず、仕入れ先メーカーとの共同開発を積極的に行い、顧客に対するアプリケーション・エンジニアリング・サービスを強化・推進している。
メーンとなる事業は、FAシステム事業、半導体デバイス事業、情報通信事業、施設事業、ソリューション事業、海外事業の6つの専門事業で、これに技術本部と半導体技術本部からなる技術部門を置いている。これらの専門分野の深い知識と経験を連携させ、顧客の多様化するニーズや様々な要望に応える最適なトータル・ソリューションを提供している。
技術商社として豊富な技術スタッフを駆使し、顧客の問題解決や要望を実現するためのシステム・コンサルティングや、ハード/ソフトウェアの設計・製作を含むソリューション提案など、提案型の事業を推進している。
一方、今年6月には、高木商会と資本業務提携を行うなど連結シナジーの強化にも取り組んでおり、技術商社として市場のニーズに迅速に対応する体制を整えている。
海外戦略では、FAシステム事業のさらなる拡充を図るため、中国・上海の立花機電貿易の機能を強化したほか、中国・武漢の営業所に産業メカトロニクス製品を展示販売するショールームを併設し販売強化に取り組んでいる。
また、海外子会社を統括する「立花オーバーシーズホールディングス社」を、今年3月に海外子会社の持ち株会社として法人化。中国や東南アジアを中心にさらなる基盤強化を図っている。
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