明治電機工業は設立以来、日本の「ものづくり」を強くし、日本の製造業を支援するサポーティング・インダストリー・カンパニーとして事業を展開している。
特徴は、事業基盤である商社機能の他に、商品分野別SEによるソリューション機能と開発・設計・製造のエンジニアリング機能を保有し、製造現場が抱える「生産性向上」「品質向上」「環境」「安全」など様々な課題に対してフルサポートできることだ。特に従業員の4割に当たる約200人が技術スタッフということもあり、制御・計測・メカトロを核とした技術力や提案力には定評がある。
昨年4月から3カ年の第7次中期経営計画がスタートしている。市場環境の変化に応じた新商材・新領域の開拓を推進するとともに、同社の強みであるエンジニアリング力、ソリューション力を再構築し、顧客のニーズに的確に対応できる「エンジニアリング機能を持った商社」を目指すことが基本的な考えだ。
既存事業の強化、新商材・新領域の開拓、海外事業の拡大、収益力の継続的向上の4点を最重要課題として取り組んでおり、中国上海子会社の設立やアグリビジネス関連の新商材の開拓など、実績は徐々に出始めている。最終年度(2014年3月期)の目標である売上高470億円の達成に向けて、これら4つの施策に全力で取り組んでいく。
今後も技術力、提案力、営業力、物流力、サービス力など明治電機工業のトータルパワーを結集し、日本の「ものづくり」のさらなる発展に貢献していく考えだ。
(http://www.meijidenki.co.jp)