産業用コンピュータを中心に、トータルソリューションを提供しているアルゴシステム(大阪府堺市美原区小平尾656、TEL072―362―5067、北浦敏雄社長)と、同社の販売代理店である高木商会(東京都大田区北千束2―2―7、TEL03―3783―6314、中山広幸社長)はこのほど、関東方面での営業体制を連携強化することで合意した。
現在、FA機器市場は、国際標準化やOPEN
PLC、フィールドネットワーク化などが進んでおり、アルゴシステムが注力している商品群は、こうした業界トレンドに的確に対応すると同時に、タイムリーにリリースしていることから、ユーザーから高い評価と信頼を得ている。
一方、高木商会はFA商社として、従来からアルゴシステムの商品を取り扱っており、今回、市場ニーズにマッチした同社の注力商品に対応した営業サポート体制を敷き、販売の大幅増を目指すことにした。
両社では今後、総合的な連携強化を図る方針で、セミナーや展示会、メールマガジン、HPキャンペーンなどの積極的な事業展開を行っていく方針である。
アルゴシステムの注力商品としては、今春にCorei7を搭載した薄型パネルコンピュータなどの新シリーズを発売した。
こうした産業用パネルPCに加え、従来から主力商品としていたA―Link(HLS)、CUnet(A―net)、MECHATOROLINK―III、EtherCATなどのフィールドネットワーク商品などが挙げられる。
さらに、国産SCADAソフトのAI―JWS、リアルタイムOSのINtime、IEC61131―3国際標準規格PLCソフトウェアのAI―PLC、モーションライブラリのAI―Motion、画像処理ソフトのAI―ImgProなどを組み合わせた、ハードウェアとソフトウェア一体型のトータルソリューション事業を展開しており、事業の拡大につなげている。