日本電気計測器工業会(JEMIMA、堀場厚会長)主催の「計測展2012 OSAKA」が、10月31日~11月2日まで、大阪市北区中之島のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で開催され、基調講演などのカンファレンスを含め、前回(2010年)の6341人を大きく上回る1万363人が来場した=写真。
同展示会は計測と制御技術に関する国内最大の専門展で、東京と大阪で毎年交互に開催されており、国内の産業を支える計測と制御技術の最新情報を提供する重要な役割を担っている。
今回のテーマは「計測と制御で創る未来の地球~スマートソサエティと安心・安全~」で、過去最大となる62社144小間が出展した。また出展社・団体が最新の話題をテーマに開催するテクニカルセミナーも、前回の約5倍の65テーマが出された。
さらに、併催事業として、経済産業省や大学・研究機関から各専門分野の第一人者を講師に招き、関西の産業活性化やエネルギー政策、インフラのセキュリティ対策に向けた提言を行う基調講演や、「スマートソサエティの実現に向けて」をテーマに、産学官のリーダーが議論を交わすラウンドテーブルセッションが行われた。
さらに、新たなエネルギー活用に向けたビジョンを紹介する特別講演、計測制御に関わる技術や法規制などの最新状況を紹介するJEMIMA委員会セミナーなども行われ、会場は熱気に溢れていた。