横河電機は、次世代送電網(スーパーグリッド)の実現を目指す欧州の業界団体、フレンズ・オブ・スーパーグリッド(FOSG)に加盟した。
FOSGの提唱するスーパーグリッドは、送電ロスが少なく、長距離送電も可能な高圧直流送電技術(HVDC)を用いて欧州各国の電力系統を結ぶ汎欧州の次世代送電網。
欧州各国の電力消費地と北海、地中海沿岸など遠隔地にある大規模な再生可能エネルギー発電設備を結び、再生可能エネルギーの大量導入が可能なスーパーグリッドの実現を目指す。欧州の大手発送電事業者、関連機器メーカーなど25の企業、団体が参加している。
同社は、石油、石油化学、電力分野で培ったプラント制御、遠隔監視の技術、経験を生かし、FOSGの活動に参画する。