オリエンタルモーター(東京都台東区東上野4―8―1、TEL0120―925―410、倉石芳雄社長)は、今年8月発売のステッピングモーターユニット「RKIIシリーズ」に、ドライバ1機種、モーター2タイプを追加発売し、バリエーションをより一層充実させた。ドライバの新機種は、位置決め機能内蔵タイプ。
I/O制御、Modbus(RTU)/RS―485通信制御、FAネットワークへの接続ができ、ユーザーのシステム環境に合わせた制御が可能である。
新発売のモーターは、ハーモニックギヤードタイプと標準タイプエンコーダ付きの2タイプ。ハーモニックギヤードタイプは、より高トルクのハーモニックギヤを採用し、従来品に比べ1・3倍の高トルクを実現。定格寿命は従来品の倍の1万時間に性能アップ。取り付け角寸法60×90ミリ。
また、標準タイプエンコーダ付きは、モーターに分解能500p/rのエンコーダを搭載しているため、現在位置のモニタや位置ズレの検出などが可能になり、装置の信頼性が向上する。
医療、光学機器、分析器などの精密位置決め向けに販売する。
価格は、ドライバ位置決め機能内蔵タイプは4万4500円から、モーター標準タイプエンコーダ付きが5万1500円から、同ハーモニックギヤードタイプが9万2000円から。