IEC SC48D(IECの専門委員会分科委員会)と、電子情報技術産業協会(JEITA、中鉢良治会長)は、「電子機器の機械的構造、標準化」について、規格の現状と活動報告のセミナーを、12月7日午後2時から5時まで、大阪市北区松ヶ枝町6―3の篠原電機大阪本社会議室で開催する。
電子機器の機械的構造のIEC専門委員会と分科委員会であるIEC TC48/SC48Dは、建屋内及び建屋外設置用の電子機器用キャビネット/ラック、サブラック/シャシーなどの機構・構造について検討を進め、標準規格を制定している。また、製品の品質に関わる試験方法や試験結果の判定基準などの規格開発を行ってきた。
IEC SC48D国内委員会では、2005年からJEITAの協力のもと、キャビネットやサブラックなどのメーカー、電子機器装置のセットメーカー、さらにエンドユーザーを対象に毎年東京、大阪で活動内容と標準化技術の紹介・普及を図るセミナーを開催してきた。
今回、大阪で開催されるセミナーは、これまで制定された規格の概要や、現在開発中のプロジェクトの状況、さらに今年9月に開催されたIEC
SC48Dマインタール(ドイツ)会議における標準化の最新動向などを紹介する。
セミナーのテーマは「IEC SC48Dの活動概要と日本の新提案」、「キャビネットの熱設計法。空冷、水冷規格とその応用」、「キャビネットのセキュリティの概要と新提案」、「サブラックとキャビネットの標準化と新しい視点」。
受講申込は、氏名、勤務先会社名と住所、受講票返信先のメール・アドレスを明記の上、Eメールでtsc4@jeita.or.jp
(JEITA澤田宛て)まで。定員は100人で定員になり次第締め切る。申込締切は12月2日。セミナー受講料・資料代は一人2000円。