日立産機システムは、インバータシリーズとして一般産業用のNE―S1、WJ200、X200、SJ700、L700をはじめ、高周波用のSJH300、VAH3、正弦波コンバータHS900Aなどをそろえている。このうち「NE―S1シリーズ」は、業界最小クラスの寸法でシンプルな操作性と経済性を追求したエコノミータイプの新製品。
操作を、運転・停止・リセットを1つのボタンに集約することで徹底的なシンプル化を図っており、オプションで専用オペレータも用意している。
また、本体サイズも従来機種(X200/0・2kW)に対して、容積比で43%ダウンと大幅な小型化を実現し、サイド・バイ・サイド設置が可能なため、インバータを左右方向に密着取り付けでき、スペースの有効活用が図れる。さらに、運転中に常時最少の電力消費となるように制御する自動省エネ機能など、従来からの機能を継承しておりPM(永久磁石モータ)駆動機能対応品も今後追加していく予定。
そのほか、CE、UL、c―UL、c―Tickなどの海外規格に標準品で対応、シンク/ソース論理に標準で対応しており、グローバル市場でも使用できる。ネットワークはRS―485(Modbus―RTU)通信ポートを標準搭載、などの特徴を持つ。
適用モータ0・2~2・2kWで、単相・三相200Vに対応している。
(http://www.hitachi‐ies.co.jp/products/inv/nes1/index.htm)