明治電機工業(安井善宏社長)の2013年3月期第2四半期連結決算は、売上高210億7600万円(前年同期比18・2%増)、営業利益4億3600万円(同225・3%増)、経常利益4億9700万円(同157・6%増)、四半期純利益3億1000万円(同174・3%増)の増収増益となった。
同社グループの主要ユーザーである自動車関連企業は、エコカー補助金に加え、北米需要の回復などが追い風となり、設備投資や研究開発投資の動きが活発となった。一方、中国における反日活動の影響や世界経済の後退懸念により、先行きについては厳しい展望も出始めている。また、電気・電子・半導体については、激しい国際競争が続くなど、依然として厳しい経営環境になっている。
こうした中、同社グループは、第7次中期経営計画に基づき、エンジニアリング力、ソリューション力を生かした提案営業の強化や新商材・新領域開発、及び海外事業の強化に取り組んだ。
通期では、売上高433億円(同6・2%増)、営業利益10億円(同15・1%増)、経常利益11億3000万円(同11・8%増)、当期純利益6億9000万円(同30・2%増)を見込む。