半導体製造装置・部品材料の世界最大級の国際展示会「セミコン・ジャパン2012」(主催:SEMI)が12月5日から3日間、千葉市の幕張メッセで開催される。
半導体産業が来年を“成長の年"と位置付け設備投資を増加する見通しにあり、日本製の半導体製造装置をはじめFPD製造装置も来年度大幅な販売増加が予測されている。半導体製造装置は450ミリウエーハ、EUV(極紫外線)装置、TSV(貫通電極)など技術も進展しており、駆動・制御機器やシステム各社にとって見逃すことのできない一大イベントである。
展示会場では約20カ国・地域の約850社・団体が約2000小間の規模で最新情報を発信する。
なお、太陽光発電の総合展示会「PVJapan2012」(主催:太陽光発電協会、SEMI)、「第7回再生可能エネルギー世界展示会」(主催:再生可能エネルギー協議会)が同時に開催される。
今年36回目の開催となる同展は、前工程プロセス装置・部品ゾーン、後工程プロセス装置・部品ゾーン、総合・材料・設備関連ゾーンの通常展示のほか、次世代技術、サプライチェーン、中古装置、LED/有機デバイスの各パビリオンが設けられている。
特別企画として、無料講演会(1)OSATフォーラム(後工程請負メーカーのビジネス拡大への取り組み)(2)米国サプライチェーンフォーラム(米国半導体サプライチェーン企業の成長戦略)(3)450ミリフォーラム(450ミリ移行に向けた最新動向)の3テーマで開かれる。
このほか、SEMIテクノロジーシンポジウム、各種ネットワークイベントなどの興味深い催しが行われる。