富士電機は山梨製作所(山梨県南アルプス市)内の未利用地にメガソーラー発電施設を建設し、太陽光発電事業に参入する。来年4月から出力2メガWで発電を開始する。
新設するメガソーラー発電施設には、同社の最新パワーエレクトロニクス製品を使用して、製品の技術・品質評価や設備建設、施工技術の実証の場として活用していく計画。
また、技術力の強化を図り、発電設備の設計・調達・施工までトータルで事業拡大を進める。
同社では、エネルギー関連事業の拡大を経営方針に掲げており、メガソーラーでも、パワーコンディショナーなど高効率のパワーエレクトロニクス機器を中心に事業展開している。
なお、発電施設は同社子会社の富士グリーンパワーが事業主となって、同社のEPCエンジニアリングで建設する。発電した電力は固定価格買い取り制度に基づき、発電分全量を東京電力へ売電する。