三菱電機は、福山製作所(広島県福山市)に10億円を投資してスマートメーター生産棟=写真=を建設してきたが19日に竣工、来年1月から順次生産を開始する。
新生産棟は、鉄骨地上4階建て延べ床面積4200平方メートル。省エネモデル工場として、屋根・壁面の断熱性を向上させ、LED照明、外気処理空調機などの高効率機器を導入している。空調・照明・換気扇の電力量や風量を117点で計測する各種省エネ支援機器、エネルギー管理システムを導入する。
生産設備にはシーケンサ対応電力計測ユニットを備えた「e&eco‐F@ctory」を導入する予定である。防塵機能も向上させた。スマートメーターの生産は、商品投入からキーパーツ及び製品組み立て・出荷まで一貫体制で行う。