アズビルは、11月3日に開催された「第7回湘南国際マラソン」に協賛し、湘南国際マラソンの「エコ・フレンドシップ」の推進リーダーとして、大会の環境負荷低減をサポートした。
同社は、湘南国際マラソンが神奈川県初のフルマラソンとして2007年3月に開催されて以来、大会への協賛と環境面でのサポートを行っている。
08年からは、大会にかかわるすべての人が「環境に対する気持ちを育てる」ことを目指し、環境活動に興味・関心を持つ大会スポンサー・団体で構成される「エコ・フレンドシップ」を立ち上げ、その推進リーダーも担っている。
今大会では「エコ・フレンドシップ」に加え、ランナーにとって重要なマラソンコースの給水所の1つを同社のボランティアが担当し、azbilグループ全体でランナー189人、ボランティア116人の社員が参加した。
エコ・フレンドシップの活動として、メーン会場内に設置されたステーションでの資源分別回収活動やリサイクル資源を使ったエコクラフト、環境に関する簡単なクイズを出題するエコクイズをはじめとしたブースでの環境教育・啓発活動などを行った。
さらに、同社のノウハウを活用した環境評価による資源分別などの「効果を定量評価(CO2)」、大会運営におけるエネルギーの使用、配布物の作成やごみの回収などによって、環境負荷低減の取り組み後も「発生してしまうCO2」を算定し、同社が保有しているクレジットによりカーボンオフセット(約55トン―CO2)を実施する予定。これは、同社が国内クレジット制度の排出削減事業共同実施者として行ったESCO事業によるCO2排出削減によって創出し、取得したもの。そのほか、azbilブースでは、地元神奈川県の食材で作った豚汁や有機栽培のコーヒー、オレンジジュースを提供するとともに、ブースに来た人には「小さなエコ宣言」として簡単にできる環境に優しい活動の3つの項目の実践を宣言してもらった。