オータックスは、スイッチメーカーとして、創業原点に返った新たな取り組みを強めている。スイッチに加え、端子台、操作パネルユニット、アルミニウム加工関連商品、緩み防止機能付きネジなども生産しており、新たにDMMS(開発型総合機構製品製造サービス)も開始している。
スイッチは、DIPスイッチ、電源スイッチを中心に品ぞろえしているが、中でもDIPスイッチは業界トップの実績と生産能力を有し、着実な浸透を図っている。
DIPスイッチのうち低ハロゲン対応ハーフピッチの「KHWシリーズ」は、既発売のKHSシリーズの形状・性能を維持しながら、業界で初めて難燃剤のハロゲンの使用を低く抑えている。
ハロゲンはRoHS指令でも環境への有害物質として規制の動きがあることから、海外ユーザーのニーズに応え、低ハロゲン使用品として、カバーおよびケースに700~800ppmの塩素を使用しているが、ノブには臭素を不使用となっている。接点はツインコンタクト金メッキ接点が標準仕様で、SMTマウンターによる自動実装やリフローおよび洗浄(テープシール)にも対応。
(http://www.otax.co.jp)