スワロー電機(大阪市東住吉区桑津2―6―32、TEL06―6719―8100、河原実社長)は、正弦波出力を採用した正弦波インバータ形式の非常用電源装置「POWER BOX Zシリーズ」、DC―ACインバータ「SWシリーズ」、さらに正弦波周波数変換装置「FCシリーズ」を発売した。正弦波は、負荷に影響されず各種の機器に使用できる特徴がある。POWER BOX Zシリーズは、正弦波インバータ形式を採用した、バッテリー内蔵の据え置き型非常用電源装置。バッテリーを内蔵しているので電源のない場所や、非常時に場所を問わず、交流100Vの電気を供給することができる。
正弦波出力なので、パソコンや家電など交流100V仕様のほとんどの電気製品が使用できる。電気の使用時間は約1時間。AC100V最大出力容量は600VA/1200VA、AC100V連続容量は500VA/1000VAとなっている。
SWシリーズは、スッチング方式のDC―ACインバータで高性能、小型・軽量である。自動車のバッテリーや通常のバッテリーから受電でき、こちらも交流100V仕様のほとんどの電気製品が使用できる。入力電圧DC12V、出力電圧AC100V、容量は最大600VA/1200VA。
FCシリーズは、周波数可変(50/60Hz切替)及び電圧可変ができる。スイッチング方式なので小型・軽量、さらに低コストを実現した。高性能の正弦波方式なので、低歪みの電圧波形を出力する。定格入力電圧AC100V、定格出力電圧AC100V。