オムロンは、センサのオープンネットワーク化を最適な価格で実現する、次世代センシングシステム「N―Smart」として、EtherCAT対応センサ通信ユニット「形E3NW―ECT」(1月発売予定)、センサ分散ユニット「形E3NW―DS」(同)、N―Smartファイバセンサ「形E3NX―FAシリーズ」(昨年12月10日発売)、N―Smartレーザセンサの小型レーザセンサ「形E3NC―Lシリーズ」(同12月発売)、超小型CMOSレーザセンサ「形E3NC―Sシリーズ」(同12月発売)を順次発売す
る。
標準価格は、E3NW―ECTが1万9800円、E3NW―DSが3980円、E3NX―FAシリーズが1万5700円から、E3NC―Lシリーズが3万4800円、E3NC―Sシリーズが4万4800円。
N―Smartは、簡単な設定で安定した検出を実現するセンサを、最適な価格でオープンネットワーク化し、生産効率向上に貢献することが狙い。
E3NWシリーズは、超高速通信ネットワークEtherCATへ、N―Smartファイバセンサ・レーザセンサの接続が可能。
さらにE3NW―ECTと、センサ分散ユニットE3NW―DSを、同社のセンサネットワークDS―Bus(特許申請中)で接続することで、導入コストを抑えオープンネットワーク化を実現する。
E3NX―FAシリーズは、低ノイズを実現する受光アルゴリズム(特許申請中)により、従来機種と比較し、検出距離1・5倍、最小検出物体10分の1(実測値)を実現。最速30μsまでの超高速応答を実現した。
E3NCシリーズは、CMOS内蔵レーザセンサとして、業界最小サイズ(41×28・8×13ミリ)を実現。
狭い場所でのセンシングが可能で、CMOS搭載により検査対象物の材料・色を問わず安定した検出が可能。
E3NC―Sシリーズは保護等級IP67、E3NC―LシリーズはIP65で、高い耐環境性能を実現。
さらに、E3NC―LH02は、リューズロック方式の可変スポット機能により、自由にスポット径が変更でき、幅広いアプリケーションに対応する。