TURCK Japanは、お客様・パートナー販売店様・ご関係の皆様のお蔭で今年も新年を迎えることができた。厚く御礼申し上げる。
2012年の業績はグループ全体として堅調に推移しており、売上高は前年と同等前後となると、ドイツ本社では発表している。
ドイツ本社工場、およびアメリカ工場では、昨年より生産能力の強化に向けて増床工事を行っており、ドイツ本社工場については、12年11月に稼働を開始した。長く続く円高/ドル・ユーロ安基調は輸出をメーンとする日本の製造業に多大な影響を及ぼしている。また、昨年の中国における大混乱も大きな出来事として我々の業界にインパクトを与えた。
13年の市況についてはまだまだ不透明な部分が多々あるが、新政権による景気対策が見事に奏功し、日本のFA市場にも追い風が吹いてくるものと期待も込め、確信していきたい。
TURCKは10年に電磁誘導型リニア位置センサを市場に投入した。これまでの誘導型近接センサの技術と、複数の革新的な技術・アイデアを複合させた新製品であり、この製品群の拡充を図っており、引き続き拡販を積極的に展開していきたい。
さらに、Uprox+シリーズ、本質安全防爆対応のセンサ・インターフェースをはじめとした各製品と同様に、マーケティング活動をさらに強化していく計画である。
製品面での拡充とともに、国内での販売体制も強化している。
TURCK製品の販売にあたっては、お客様の価値を最大限に高める方針をとっており、お客様の意見を積極的に聞きながら、課題を解決するソリューションを提供することに重点を置いていることを意味している。
TURCKは、たゆみないR&Dにより、お客様にとって価値の高い製品とソリューションを今年も提供していく方針である。