安川電機は、環境エネルギー事業領域の拡大に向けた産業用モータ事業を強化するため、子会社の安川モートル(北九州市八幡東区前田北洞岡2―3、吉永勉社長)が、その子会社である西南電機(福岡県中間市)とワイ・イー・テック(同水巻町)を、3月21日付で吸収合併する。
これに伴い、環境エネルギー分野の永久磁石モータなどは、同社の安川マニュファクチャリングに集約して、国内生産での効率化を図る。また、中大型インダクションモータは、海外での委託生産を拡大して、成長分野への投資余力を確保する。
さらに、中長期的には、今後拡大が期待できる省エネモータ、車載用モータ、風力発電機、超大容量サーボモータなどに大きく事業領域をシフトして、グループの環境エネルギー事業を支える中核モータ会社として発展させていく。