不二電機工業(小西正社長)は、DC1500Vの定格絶縁電圧に対応した太陽光発電の接続箱などに最適な端子台「SDH―14形」=写真=を発売した。
SDH―14形は、国内で初めてDC1500Vの定格絶縁電圧に対応(同社調べ)しており、太陽光発電用の接続箱など、高い電圧が求められる回路に安心して使用できる。ACは1000V対応。
同社が長年培ってきたスイッチ技術を駆使し、直流開閉技術を生かした構造を採用して、活線状態での開閉(遮断)を可能にした。
電流が流れている状態で遮断でき、作業の手間が省け、時間が短縮できる。
ネジアップ式のM15ネジの採用により、接続可能な電線のサイズは、5・5平方ミリから、最大14平方ミリまで対応できる。
本体の色は判別しやすい黄色を採用。
同社は、これまで太陽光発電向けに、断路端子台「AFD形」、配線脱落防止機能が付いた断路端子台「AQD形」を発売している。