横河電機はインターネプコンに、15日から発売した制御の中核を担うレンジフリーコントローラ「FA―M3」用の位置決めモジュール3種類を出展する。FA―M3は、「速い、小さい、賢い」のコンセプトで、電子部品・電子機器の組み立てや半導体製造装置などに使用される。
新発売の位置決めモジュールは、業界トップクラスの高速・高精度でハイコストパフォーマンスを実現。CPU、モジュールから駆動部までの起動時間が同社従来品比、1軸で40μs、4軸で90μs、8軸で150μsと業界トップクラスとなっており、装置の生産性向上に貢献する。
また、制御周期も同社従来品比8倍の業界最速の0・125msを実現しており、滑らかな位置決め指令信号を出力できる。さらに、出力パルスレートは、同社従来品比2倍の業界最高となる最大7・996Mbpsを実現しており、高速・高精度化が進むリニアモータやダイレクトドライブモータも制御可能。
そのほか、最大8Mbpsまで入力可能な高速応答のパルスカウンタ機能を標準搭載したことで、従来インデックステーブルなどでは必要だったパルスカウンタモジュールが不要になり、スペースとコストの両方が削減できる
(http://www.FA‐M3.com/jp)