東芝は、産業用コンピュータ「FA1100モデル100」の販売を開始した。
新製品は、産業用コンピュータで長年培ってきた同社のノウハウを結集しながら、低価格を実現したバリューモデルである。
メーンプロセッサには、インテルcore
〓3(3・3GHz)デュアルCoreを搭載するとともに、2chのギガビットイーサネットや、6chのUSB2・0、CPU・チップセット内蔵グラフィック機能(マルチディスプレイ表示可能)などを標準で搭載している。
また、24時間連続稼働を前提とした高信頼・長寿命部品を採用して、ディレーティングを考慮したハードフェア設計と、1ピットのメモリエラーを自動訂正可能な高信頼ECCメモリ(最大4GB)を搭載している。
さらに、ハードフェア内部を監視する本体状態監視機能、ホットスワップ対応ミラーリングディスクなどにも対応(予定)。
本体サイズは、115(W)×310(H)×365(D)ミリと省スペース設計となっており、HDD、冷却ファン、リチウム電池などのメンテナンスは、すべて前面から行えるようになっている。
そのほか、販売開始後3年間の長期製品供給と、製造終了後7年間の長期保守対応など、長期間安心して使えるサポートを確立している。
主な用途は、医療・介護、交通システム、多店舗向け流通システム、各種検査システムなど。