日本電気制御機器工業会
新春賀詞交歓会を、東京・浜松町東京會舘で15日開催した=写真(1)。
あいさつに立った山田義仁会長は「政権の交代で、久々に明るさの感じられる年明けとなったが、この明るさが本物になるような日本再生を期待したい。当工業会の2012年度上期の出荷額は3036億円(前年同期比96・3%)となっており、通期では前年度比97・7%の6020億円を見込んでいる。こうした中で、将来ビジョンに基づいた活動の3年目を迎える。
重点項目の『事業ドメイン拡大』では、(1)対象品目(2)対象領域(3)対象地域の3つの切り口で取り組みを進める。対象品目では99品目まで拡大し、一定の成果を得ている。今年は商品・サービスの向け先である産業分野別のデータに着目し、精査・分析を深める。対象領域では、電気安全分野への取り組みを強化していく。対象地域では、安全資格認証制度の海外拡大を加速させる。
これらを通して、サポーティングインダストリーとしての製造業と電気制御機器業界のさらなる発展に貢献していきたい」と述べた。