【名古屋】中学生に環境教育を実施明治電機工業(林正弘社長)はこのほど、中学生の総合的な学習時間の一環として、同社の環境への取り組みを説明する講習会「環境保全への当社の取り組みについて」を開催した=写真。名古屋市立南陽中学校の生徒6人と同今池中学校の生徒5人に対し、同社の環境保全活動、環境保全のために行うべき活動などについて講義を行った。
同社は2002年3月に本社で環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得し、従来の氷蓄熱式ビル用エアコンを高効率のビル用エアコンに変更、前年より電気使用量を約20%削減できた。講習では、これらの内容に加えて、本社ビルがインバータ照明などを採用した省エネビルであることや、コストダウン、エコに関連して同社が扱う照明機器、太陽光・風力発電システム、計測・監視機器、ISO14001での活動の基本などについて分かりやすく解説。その後、オフィスから出る古紙・再生紙・カタログ・不燃物などの廃棄物容器、これらに関する掲示板、ペットボトル廃棄物容器、屋外の廃棄物置場などを見学。最後に、環境クイズ、質疑応答を実施、環境保全のために個人が実践できることなどについて学んでもらった。