三菱電機は、欧州でのFAシステム事業の拡大を図るために、ドイツのシステムインテグレーターである「KHオートメーション
プロジェクト社」を買収する。
今年4月から新体制でスタートし、2015年に事業規模150億円を目指す。
三菱電機は、社会インフラ分野のPA用途へのFAシステム製品の拡販を重点に取り組んでおり、KH社にも2000年からシーケンサなどを販売し、監視制御システムへの浸透を図っている。
今回は、小規模ごみ処理発電・水処理分野などで高い技術力を持つKH社をグループ化することで、一層のシステムソリューション力を強化する。
Kh社は従業員数50人。資本金は100万ユーロで今回、三菱電機が70%、同社の欧州総合販売会社三菱電機ヨーロッパが30%出資した。