日本ロボット工業会は、2012年(1~12月)の同工業会会員の「マニピュレータ、ロボットの統計生産・出荷実績」をまとめた。これによると、12年の出荷額は、対前年比10・9%減の4290億円となった。国内出荷額が同15・3%減の3013億円、輸出額が同1・9%増の1277億円。
自動車産業向けの国内出荷額は同33・4%増の435億円と好調であったが、電子・電気機械産業向けの国内出荷額が同21・2%減の445億円と大きく減少した。また、電子部品実装ロボットの輸出も同22・6%減の1292億円とマイナスとなり、溶接用ロボットも同8・3%減と振るわなかった。
一方、生産額は同13・9%減の4212億円となった。
なお、会員外も含めた生産額は同10%減の5400億円で、13年は同約11%増の6000億円を見込んでいる。