オムロンと日本マイクロソフトは協業して、生産現場のビッグデータを活用した取り組みを強める。
その第1弾として、機械から生成されるリアルタイムデータ(マシンデータ)と生産現場の様々な情報を高速に収集、処理、活用する「Sysmac&SQL直結ソリューション」を4月下旬から提供する。
オムロンが4月下旬から発売する「Sysmac
NJシリーズデータベース接続CPUユニット」とマイクロソフトの「SQL
Server」を組み合わせることで、製造履歴管理(品質トレーサビリティ)や、機械の保全業務支援のためのデータ活用が容易にできるようになる。
この協業で両社は、2013年に30社の導入を目指す。
また今後も、マイクロソフトの組み込み型OS「Windows
Embedded」を、オムロンのハードウェアのOSとして採用することやWindows
Azureの活用など、両社の組み合わせ提案をさらに進めていく方針。