【名古屋】日東工業は、最大入力電圧DC750Vで高電圧化に対応する屋外用の太陽光発電システム用接続箱「PVTシリーズ・PVシリーズ」と水平設置タイプ接続箱「PVFシリーズ」を発売した。
「PVTシリーズ・PVシリーズ」は、アルミ製基板の採用による最適な放熱構造とコンパクト設計、充電部保護構造の変更により、同社従来品と比べて最大で、体積で約39%の省スペース化、価格で約16%オフ、質量で約41%の軽量化を実現している。
業界最小サイズの直流開閉器を搭載、入力側開閉器は通電中でもハンドル操作を安全に行うことができる。徹底した各種製品性能評価試験で、内部温度上昇などを検証している。
また、軽量化と背面取り付け金具(溶接)付きキャビネットで施工性も向上、防じん・防水性能はIP44。
アルミ製基板、保護カバー、ねじ式で信頼性が向上している逆流防止ダイオード、入力側各回路取り付けへの変更が可能なサージアブソーバなどで構成。
「PVFシリーズ」は、折板屋根に水平設置することで、設置コストの低減と設置場所における日射効率を改善。防じん・防水性能を高める遮光板付きキャビネット、南京錠による施錠が可能なキャッチクリップなどの特徴がある。
スチールキャビネット製、ステンレスキャビネット製、出力側端子台タイプ、出力側遮断器タイプなどが完備。