中央無線が中央会総会会員会社、メーカーから95人出席

中央無線電機(東京都千代田区外神田3―3―1、TEL03―3255―1277、藤木正則社長)は、「第14回中央会総会」を東京・浅草ビューホテルで7日開催、会員会社70社から53社65人、メーカーから18社30人の合わせて95人が出席した。同会は、中央無線電機の販売商社、アッセンブリーメーカーなどの会員と仕入先メーカーで構成されている。 総会の冒頭、藤木社長があいさつに立ち「昨年末頃から円高が是正されそれに伴い株価も右肩上がりのカーブを描いており、多くの人は気持ちが前向きになってきている。景気の『景』の字は、光と影という2つの意味がある。景気も『気』からが実証される年であって欲しい。多くの製造業が海外に移転しているが、我々は軸足を国内に置いてやっていかなければならない。デジタル機器は(部品を)組み合わせれば出来上がり日本の出番が少なくなっているが、自動車はたくさんの摺り合わせが必要でまだまだ日本の出番がある。流通を取り巻く環境、商品は激変しているが、しかし人の気持ち、考え方は太古から変わっていない気がしている。こういう時こそ皆さんとの横のつながりを大事にしていく必要がある」と述べた。 続いて、メーカー各社の紹介が行われた後、中央会会長であるジュパ藤原幹人社長が「昔、藤本義一氏が新入社員に『アイウエオ』の5文字を贈ると言っていた。アイデア(発想)、インタレスト(興味)、ウォーク(行動)、エキサイティング(発奮)、オーナーシップ(自分で考え、行動)である。これを日頃の行動指針としている」とあいさつをした。 総会では2012年度の行事報告と13年度の行事予定がそれぞれ承認された。また、役員の改選も行われ、2期8年会長を務めた藤原氏の後任の新会長に日の丸無線通信工業屋宮芳高社長を、副会長にツチヤ電機の堀井俊克社長を選出した。

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