無人搬送車(AGV)用ガイドセンサーのトップメーカーであるマコメ研究所は、床面磁界モニター「J―4541」を発売している。磁気式ガイドセンサーの誘導障害となる磁界の乱れを検出し、AGVの安全走行を確実にするうえで必要な製品として好評である。また、床面以外の帯磁・磁界状況の検知にも使用されるなど用途が拡大している。
AGVはガイドセンサーの誘導により無人走行するため、確実・安全な運行が求められる。磁気式ガイドセンサーではガイドテープを貼付した床面などが帯磁していると磁界の乱れから不具合が生じる恐れがある。
同社の床面磁界モニターJ―4541は、AGVなどの走行誘導に障害となる床面から発生する磁界、鉄骨などの影響によりガイドテープから発生する磁界の乱れを検出する。本体にはタイヤが装着してあり、シャフトを持って転がしながら磁界を測定できるので簡単・便利である。
床の面的な帯磁状況は3色合計60個のLED表示とブザーで容易に把握できる。
また、N極S極の判定が可能のうえ、3段階の感度切り替えで重大性も容易に判定できる。電源はUSB充電池。
(http://www.macome.co.jp)