パナソニック
エコソリューションズ社は、米・パワーワン社(Power―One、カリフォルニア州、リチャード・J・トンプソン社長)と、定置型蓄電システムなどエネルギーマネジメント事業を国内外で強化・拡大することで協業する。
国内での非住宅・産業用大型パワーコンディショナー事業の共同推進も行う方針で、非住宅・産業用のエネルギーマネジメント事業をさらに強化する。
パナソニック
エコソリューションズ社は、国内の住宅市場分野で高効率な太陽光発電システムと高効率パワコン、蓄電システム、HEMSなどの機器を連携させたエネルギーマネジメント事業を推進しており、国内トップクラスの実績を上げている。さらに、蓄電システムに必要なリチウムイオン電池セルの開発・生産にも強みを持っている。
パワーワン社は、太陽光発電システム向けパワコンのトップメーカーで、住宅向けの小型から非住宅・産業用の大型まで幅広くラインアップしている。世界3箇所に製造拠点があり、グローバルでサプライチェーンとコスト競争力に強みを持っている。
エコソリューションズ社はこの協業により、国内での大型パワコンの早期導入を促進し、非住宅・産業用のエネルギーマネジメント事業を強化する。また、海外においても小型から大型まで幅広いラインアップを取りそろえた、定置型蓄電システム事業の早期立ち上げを目指し、創業100周年を迎える2018年にパナソニックグループの同事業で1000億円以上の売り上げを目指す。
一方、パワーワン社は、大規模な太陽光発電システムが大きく伸長している日本市場への参入を実現するとともに、パナソニックの蓄電技術を活用することで、グローバルでの蓄電システム事業の拡大を図る。