IDECは、インジケータ機能を搭載して操作性を追求したフォルムデザインの非常停止用押しボタンスイッチ「φ22XWシリーズ(インジケータタイプ)」=写真=を発売した。標準価格2370~4120円。同タイプで3年後販売目標は10万個。
新製品は、従来のXWシリーズと同様、HMI環境が求める安全要求を実現した製品。インジケータ機能を搭載し接点のON/OFFが一目で分かる。離れた場所からでもON/OFF確認が簡単・確実に行え、メンテナンス時間軽減と作業性向上を実現した。
人間工学と作業現場の衛生面を追求したフォルムデザインを実現。丸みを帯びた形状は、塵や埃が付着しにくく快適で確実な操作環境を提供する。
同社独自のセーフブレイクアクションや、セーフティポテンシャル構造という第3世代の安全構造により、優れた安全性を実現。
セーフブレイクアクションは、スイッチの操作部から接点ユニットを外しても、カムによる直接開路動作機能が働き、メイン接点(b接点)を遮断(導通OFF)する。
非常停止用スイッチの国際安全規格IEC947―5―5を認証。直接開路動作機能や、操作時に押ボタンのロックと同時に接点が働くセーフティロック機構など、国際規格で求められる要件を満たしている。