日本電気制御機器工業会(NECA)とEUスタディーズ・インスティテュートは、「スマートコミュニティの展望と制御システムの安全に関する日欧戦略的協同」と題したシンポジウムを、大阪(12日)、東京(14日)、九州(15日)で開催した。
今回で3回目となるこのシンポジウムは、技術先進国である日欧が連携して国際的な諸課題の解決への取り組みを進めようと毎年開催している。過去2回は、国際標準化問題、模造品問題をテーマにしたが、今回はエネルギーと環境問題を中心に、送配電やスマートグリッド、直流給電と安全の確保などのテーマで行った。
今回は九州(福岡)会場も含め3会場で同じテーマで開いたが、旬の話題でもあることから参加者の関心も高く、スピーカーとの意見交換が熱心に行われた。