太陽光発電設備向けシリーズ共立継器が拡充・強化

電気接触関連機器の大手メーカーであるWashiON共立継器(長野県下諏訪町4684―1、tel0266―27―8910、宮川昭二社長)は、急速に普及する太陽光発電設備向け高絶縁電圧のHKT形高耐圧端子台を発売したのに続き遮断端子、断路端子、ソーラーリレーを相次いで市場に投入、市場占有率を高める。

昨年7月1日から再生可能エネルギー固定買取制度が売電単価42円/kWhでスタート。20年間の固定価格のため産業用太陽光発電システムの導入が急増しており、施工が間に合わない状況にある。設備向け配電制御機器も旺盛な需要が続いている。

こうした中で、同社は電気接触関連機器の大手として保護継電器や高圧真空遮断器、電源切換開閉器、端子台を製造販売しているが、さらに太陽光発電設備向けシリーズ充実へ各種端子台、リレーを発売し応需体制をより一層強化する。

新製品のHKT形高耐圧端子台をはじめ近く発売のHCT形断路端子、HMB形遮断端子は太陽光発電設備に最適な定格絶縁電圧1000Vである。

また、CS1―10A形ソーラーリレーは定格絶縁電圧600VDCで太陽光設備の効率改善に貢献する。

同社では新型移動展示車「WashiON号」で全国の取引先を訪問し積極的にPRしていく方針である。

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