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Japan(横見光代表)は「第16回年次総会」を、東京・大崎のゲートシティホールで7日開催し、2012年度活動報告、13年度活動計画などを審議し、承認した。
総会では、横見代表が最近の活動状況を報告し、「12年12月現在、EtherNet/IPの製品は全世界で390社以上のベンダーから製品が発売され、約500万ノードが出荷されている。DeviceNet製品も900社以上のベンダーから1300万ノード以上の出荷がされている。ベンダーID数は、EtherNet/IPとDeviceNetはこの1年間でそれぞれ82ずつと大幅に増加し、1386となっており、会員企業も9社増の287社になった。一方、CompoNetは日本を中心に39社のベンダーから製品が発売されているが、色々なセンサーバスが出ていることから今後競争が激しくなりそうだ」と述べた。
13年度の活動方針では、「EtherNet/IP、CompoNetの普及促進」を掲げ、重点課題として、(1)ユーザー・ベンダーとのコミュニケーション機会の増大と認知度向上に向けて、「SCF2013」と「産業オープンネットワーク展2013年(東京・大阪)」への出展、「ODVAカレッジ」の金沢と名古屋での開催、セミナー内容の見直し(2)ユーザー利用環境の整備・情報提供へ、ODVA日本支部によるホームページ運営、EtherNet/IP製品カタログの改訂、CompoNet製品カタログの作成(3)広報活動の拡大(4)ODVA本部との迅速な意思疎通などを進めていく。
第2部の講演会では、「欧州・米国に見るエネルギー自由化とエネルギービジネスの動向」と題して、デジタル事業戦略室村上正志氏が行った。