横河メータ&インスツルメンツ交流標準電圧電流発生器を発売1台で校正・検査

横河メータ&インスツルメンツ(東京都立川市栄町6―1―3、tel0120―13―7046、金子洋社長)は、電気メータなどの校正用として、広範囲の交流電圧・電流を高精度に出力可能な交流標準電圧電流発生器「2558A」=写真=を発売した。価格は135万円から。2013年度200台、14年度200台の販売を計画。

新製品は、従来製品(2558)の確度などの基本性能を大幅に向上させており、出力範囲を周波数40~1000Hzの間で、交流電圧を1・00mV~1200・0V、交流電流を1・00mAから60・00Aという広い範囲で出力でき、1台でほとんどの交流アナログ計器の校正、検査に対応している。

また確度(最大誤差)は、交流電圧プラスマイナス0・04%、交流電流プラスマイナス0・05%と高く、正確な校正が可能で、出力の変動はプラスマイナス0・005%/hと、高い安定性を持っている。さらに、見やすいデジタル表示と桁ごとの設定ダイヤルで直観的操作が可能。そのほか、電流出力端子を各測定レンジ共通にしたことで、小電流から大電流までケーブルの接続替えなしで使用することができ、作業効率が向上する。

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