河村電器産業は、抜群の通気性による優れた放熱性能を実現し、熱溜まりも解消する熱対策ラック「クールシェルターCSL/CSM」を販売、好評を博している。
これは、開口率63%のパンチング材の採用により、通気性が抜群で、コーナー部に溜まる熱も放熱加工付きの突き出し背面扉が解消している。
天井面のスリット加工と突き出し扉の上面スリット加工により、天井コーナー部の熱がスムーズに排出され、背面から抜け出せずに回り込んだ熱は、突き出し扉の傾斜面からスムーズに排出される。
側面パネルのパンチングは排気用として上部のみを加工、熱対流の乱れを軽減し、理想の自然換気を実現している。
また、熱の回り込みをシャッターで防止し、前面の吸気口には冷たい空気が分布するので、サーバーに効率良く冷風が送られる仕組みになっている。
発熱量300Wのサーバー20台を想定した排熱実験データの実証から、総排熱量6000Wの実力が確認されている。
(http://www.kawamura.co.jp/)