各種耐雷機器システムメーカーの音羽電機工業は、JIS
C
5381―1の試験規格に対応した、太陽光発電システム専用電源用SPD「LD/LSタイプ」を好評発売中である。
LD/LSタイプは、JIS
C
5381―1の試験規格に対応、国土交通省建築設備設計基準に適合し、雷害から施設や設備を保護する。
SPD内部の避雷素子は、独自に開発した酸化亜鉛素子を使用。太陽光で発電した直流電源の雷サージに高い効果を発揮する。直流回路に必須な無続流で、応答速度は3ns以下と応答性に優れ、瞬時に続流を遮断。
直撃雷用のLDタイプは、インパルス電流最大25kAまで保護し、10/350μs波形のクラスI・II試験に適合。誘導雷用のLSタイプは、インパルス電流最大40kAまで保護し、8/20μs波形のクラスII・III試験に適合。
SPD劣化時に自動的に回路から切り離す劣化時切り離し装置や、遠隔監視が可能な劣化接点出力端子付きでメンテナンス性に優れる。LSシリーズは各SPDを組み合わせたコンパクトな一体形で、配線工数を削減し作業時間が短縮できる。
(http://www.otowadenki.co.jp)