【名古屋】河村電器産業(愛知県瀬戸市暁町3―86、tel0561―86―8111、河村幸俊社長)は、熊本県水俣市の水俣工場の敷地内に太陽光発電所を設置した。水俣市で初のメガソーラー発電所で、九州電力に売電する発電事業を開始した。
水俣工場は、敷地面積14万3392平方メートル、工場建物面積8934平方メートルで、分電盤、キュービクルなどを製造している。工場内の空き敷地の有効活用として、太陽電池7560枚、総容量は1172kWの太陽光発電所が建設された。一般家庭で計算すると約340世帯分の電気をまかなうことができる。
また、工場建物内の休憩所があったスペースに、小中学生の社会見学用に太陽光発電の仕組みを解説するコーナーや、同社の太陽光発電関連製品などを展示するコーナーも設置した。
太陽光発電に関する実験施設も設けており、太陽光関連の新製品開発、インフラ開発に役立てていく。