コグネックス(東京都文京区本駒込2―28―8、tel03―5977―5409、井上誠社長)はバーコードリーダ「DataMan50/60シリーズ」に5機種を新たに追加発売した。追加した製品は、従来のシングルラインレーザーやラスターレーザー式のスキャナの置き換えとして高い読み取り率を発揮する。
新製品のうち、50/60Lモデルは、一次元バーコードの縦方向(ラダー)または横方向(ピケットフェンス)の読み取りに、50/60QLモデルは一次元バーコードの全方向読み取りに、50/60Sモデルは二次元コードおよび一次元バーコードの全方向読み取りにそれぞれ対応している。
また、同社の特許技術である「Hotbars画像解析テクノロジ」で、損傷、劣化、傷、ぼやけ、歪み、高さ不足や低コントラストなど、読み取りの難しい一次元バーコードに対して最高の読み取り率を、さらに独自の「IDQuick技術」で二次元コードの高速かつ高い読み取りを実現している。通信オプションとして、RS―232、USB、Ethernet(60シリーズ)に対応している。
そのほか、画像式ならではの優れた機能があり、撮像したバーコード画像をモニタに表示したり、画像を保存したりすることで、ユーザーは読み取りエラー時の原因を分析し、工程に即座にフィードバックが可能などの特徴を持つ。