オータックスは、操作用スイッチを中心に、端子台やコネクタ・ソケットをはじめ、医療用センサー、各種アルミ加工、ネジ製造、それにDMMS(メカニズム部品のマニュファクチャリング)事業など、幅広い展開を行っている。
操作用スイッチでは月産1300万個を誇るディップスイッチをはじめ、5000種類と豊富な品ぞろえを誇る産業電源スイッチを中心に取り組んでいる。また、カスタム対応スイッチの受注も増加している。
このうち、ディップスイッチは大手メーカーとして、市場の動きなどをとらえながら中国、マレーシアなど世界4拠点で生産している。
操作方式で、スライド・ピアノ・ロータリー・ロッカータイプなどがそろっており、さらに、世界で初めて開発したハーフピッチタイプをはじめ、コモン端子を持つシングルラインのSIPスイッチや、抵抗やダイオードを内蔵した複合型DIPスイッチ、本体が亜鉛ダイキャスト製の堅牢タイプなど豊富に完備。
このうち面実装ハーフピッチディップスイッチ「KHSシリーズ」は、同社従来品(8極)の面積比で41・9%の極超小型化を実現、高密度実装に最適。また、エンジニアリングプラスチック使用で耐熱性もさらにアップしている。接点は金メッキが標準仕様で、SMTマウンターによる自動実装、リフロー及び洗浄(テープシール対応)が可能。
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