東芝は、タイ・バンコク市に「東芝アジア・パシフィック・タイ社」(澤田弘之社長)を4月1日付で設立し、営業活動を始めた。新会社は、タイ・ラオス・カンボジアでの社会インフラ事業の営業拠点として、火力・水力発電事業、送変電事業、交通システム事業、モータ・インバータ事業などを担当し、地域に密着した事業活動を展開する。さらに、複数事業にまたがる大型案件やスマートコミュニティ向けの受注に対応するための体制を整備していく。
ASEAN諸国では、2010年から20年までに約150兆円の投資が行われる計画で、今後も高い経済成長率や急激な人口増加を背景として、社会インフラに関連するシステムや機器に対する需要は、着実に増加すると見込まれている。
資本金は600万バーツ(約1680万円)。従業員数は13人。