新日本無線は、インバータやPLCなど産業機器や車載アクセサリー向けMOSFET内蔵降圧スイッチングレギュレータ「NJW1933」を発売した。
サンプル価格は100円。月産10万個の生産を開始した。
NJW1933は、入力電圧範囲が4・5V~40Vと広く、MOSFETを内蔵した降圧用。カレントモード制御方式を採用した位相補償回路を内蔵しているため、最小限の外付け部品で降圧アプリケーションを実現できる。
また、動作周波数が高いため小型のインダクタを使用でき、位相補償回路の最適化でセラミックコンデンサも使用可能である。
小型SOT―23―6パッケージ搭載に加え、小形インダクタやセラミックコンデンサが使用できるため実装面積の削減を実現。多様な電源の小型化に貢献する。
主な仕様は次の通り。
▽入力電圧最大定格=45V▽スイッチング電流=0・75A最小▽発信周波数=500kHz▽低シャットダウン電流=1μA以下▽外形=2・9×2・8×1・1ミリ(SOT―23―6)。