日本開閉器工業(大橋智成社長)は「千代田NKK2013年度上期特約代理店会議」を、東京ガーデンパレスで18日開催、17社から社長、幹部社員52人が参加した。
東京・神田地区の総代理店である千代田電子機器(三宅敬二社長)主催の会議では冒頭、千代田NKK会副会長の日昭無線伊佐野勝利社長が「景気は流動的であるが、見積もり件数は増えており、7月ぐらいから良い方向に行くのではないだろうか。プラスという記号はマイナスを書いてから縦に書くとプラスになる。我々の仕入れもマイナスからスタートであり、縦にぶれないようにしたい」とあいさつ。
続いて大橋社長があいさつに立ち「安倍首相は世界一を何度も強調していたが、企業もトップが上を向いて(上昇して)欲しい。当社も今年60周年を迎えるが、100年、200年間続けられるように、メーカーとしてのものづくりと商社としての販売力をうまくマッチングしていくことをお願いしたい」と述べた。
その後、三宅社長から「VISTACSセール」のA目標を達成したエクセル、三誠、スズデンの3社に感謝状と記念品が手渡された。また、三宅社長から今期の売り上げ目標が示され、(1)重点6業界拡販(2)ユーザー訪問と品質管理の徹底(3)代理店実務者との戦略会議の開催(4)個別キャンペーンの実施―の方針が示された。
さらに、大橋社長からは「13年度上期NKK基本方針」として、(1)新基幹システム「ANSWER」の5月7日運用開始(2)60周年記念戦略商品と市場戦略とのマッチング推進(3)新社内体制による連携の強化などが発表された。最後に営業担当の大橋宏成取締役から「13年度上期販売方針」として(1)重点4商品の拡販(2)ステップアップセミナーの開催(3)キャンペーンの展開(4)4展示会への出展などの説明がされた。