オータックス(横浜市港北区新羽町1215、tel045―543―5621、富田周敬社長)は、販売店を対象にした「新商品説明会」=写真=を新横浜国際ホテルで16日開催、全国の代理店、販売店、取扱店24社から社長や幹部社員、営業社員など約140人が参加した。
この説明会は、従来開催していた販売店社長などを対象にしていた販売代理店総会に代わって、第一線で営業している社員なども一堂に集まってもらい、同社の新製品や製品ラインアップなどへの理解を深めてもらうために、初めて企画したもの。
冒頭、あいさつに立った富田社長は「(電子や産業機器の付加価値を表す)スマイルカーブの幅を大きくするためには、一貫生産できる体制で、顧客にいかに近接したサービスを提供できるかである。38年間の社歴を生かしながら、どこにも負けないローコストな商品とサービスを提供していくので、どんどん販売していただきたい。それが販売店さんへの利益還元につながってくる」と述べた。
その後、スイッチの簡単な基礎説明や、新製品のスナップインロッカースイッチ「Lシリーズ」やジャンパースイッチ「KJシリーズ」、ロータリーDIPスイッチ「KUシリーズ」の紹介などが行われた。
最後に、同社の成田広副社長が「今回、当社始まって以来のたくさんの人に集まっていただいた。スイッチは当社の出発点の商品であり、1個採用されると継続して使っていただけるので、販売店さんの売り上げにも貢献できると思う」と、あいさつした。