東電社(東京都品川区西五反田1―14―2、GEL03―3493―6391)は、代表取締役社長岩波勝弘氏の逝去に伴い、後任に斎藤義隆代表取締役副社長が就任した。
斎藤新社長は入社以来、営業畑を歩み、同社をジョイスティックの大手メーカーに育ててきた手腕が認められた。また、売るだけでなく作ることにも精通しており、顧客と仕入れ先からの信頼が大きい。
経営について「先代からの経営方針を確実に守って経営を進める。当社の基本方針である規模を追わず堅実なものづくりを展開し、モットーとする『メイドインジャパン』を貫く。今11月期は中小企業ならではの小回りの利くスピードあるPDCAの実行、ムダの排除、顧客の要求事項に密着したサービスを展開するなどの期初計画を実行する。そして、来期から5年をめどに伝統を守りつつ自由な発想を加えた会社を作る」考えである。
【斎藤義隆(さいとう・よしたか)社長の略歴】
1962年3月東電社入社。2003年2月取締役営業部長、08年2月常務取締役営業部長、12年2月専務取締役、13年2月代表取締役副社長、同4月15日代表取締役社長就任。福井県出身。69歳。